どうもまめじぇふ(Twitter:@jefflymame,insta:@mamejeff1)です。
この深刻な盗難事情に対して、2019年の終わりごろにTwitterを通してMAMORIOの取締役「泉水亮介@MAMORIO(@rsensui)」がスノーボードの盗難に対して企画を立ち上げました。
本当は動画にあるようにMAMORIOのテクノロジーが役に立てばいいんだけど、スノーボードに貼ると、振動や寒さなどで壊れる可能性があるのでメーカーとしては推奨出来ません。
それでもこういう輪を作るお手伝いはしたい。
だからボーダーの方、個人的にMAMORIO FUDAお渡しするので使ってくれませんか。 https://t.co/89f8UkwEQR— 泉水亮介@MAMORIO (@rsensui) December 8, 2019
自身もスノーボードの盗難を経験されていることから、忘れ物防止デバイスの「MAMORIO」をスノーボードに取り付ける事で少しでも盗難防止に繋がるのではないか?
と言う思いからMAMORIO製品の1つ「MAMORIO FUDA」を一般ユーザーに配り、テストを始めました。
今回の企画名は「YUKIYAMAMORIO」
MAMORIO FUDAを実際に貼ってみた感じと、雪山での動作確認や性能を見ていきたいと思います!
MAMORIO FUDA(マモリオ フューダ)の基本スペック
スペック | |
サイズ | 24×36.2×厚さ3.4(mm) |
重さ | 3.4g |
電池 | 約1年利用可能 |
保障期間 | 6ヶ月 |
通信方法 | Bluetooth4.0 |
有効距離 | 約60m |
スペックとしては防水性能も耐衝撃性能も謳っていないので一見スノーボードなどのエクストリームスポーツには向いていないデバイスなのかなとは感じますが、”YUKIYAMAMORIO”が進んでいくうちに分かったのが「MAMORIO FUDA」はめちゃくちゃ色んな衝撃試験を積み重ねているデバイスと言う事もわかりました。
MAMORIO FUDAは世界初のシール型っていうこともあって、日本のモノづくりの意地みたいな感じで作ったから振動だの加圧だの摩擦だの色々試験されまくってましてね。
結果スノーボーダー達がガンガン踏みつけて板の振動をモロに食らっても壊れないほどの過剰なスペックを得てしまったということなのか? pic.twitter.com/twjFNKjvGr— 泉水亮介@MAMORIO (@rsensui) January 19, 2020
電池も1年間ですが、もし切れてしまっても割引価格で購入できる”本体交換プログラム”もあるので継続して使い易くなっています。
頂いたMAMORIO FUDA
こちらが頂いたMAMORIO FUDAです。
見た目はちょっと革っぽい質感の素材が使われていて触り心地は良いです。
そして実際の製品には「MAMORIO」のロゴが押し印されているようなデザインになっています。
スノーボードに貼ってみた場所
私が選んで貼り付けた場所はスノーボードのビンディング真横辺り。
ビンディングの真横なら力がかかり易く、雪も溜まりやすいのであえて厳しい環境の部分に取り付けてみました。
表面の汚れをしっかりと拭いて貼り付けてみましたが、思った以上にしっかりと貼りついてくれました。
しかし、若干の隙間はあるので水分が入り込む可能性があるのはどうしようもないかなと感じました。
後はスマホのアプリと連動させればいつでも使える態勢は整いました。
MAMORIOを雪山で実際に使ってみた
MAMORIOを貼ったスノーボードを実際に使ってみました。
雪山に着いたらMAMORIOアプリを起動しておきましょう。
アプリの位置情報は「常に許可」にしておくとアプリ開いてなくても追跡状態になります。
滑っていると当たり前ですが、板に雪がめちゃくちゃ乗っかってきます。
雪によってFUDAの表面もしっかりと濡れてくるわけですが、1日滑った程度では全然壊れたり、はがれたりするって事はなかったです。
シーズン終わりの状況も後々アップしていきます。
休憩の時はこんな感じで友人の板とワイヤーロックをしておきました。
実際に離れたところでアプリを起動するとこの様な画面になります。
自分の近くにないので「確認できませんでした」の表示と「みんなで探す」コマンドが出てきます。
もし本当に盗難に合ってしまった場合はとりあえず「みんなで探す」コマンドをONにしておきましょう。
ONにすると自分のMAMORIOとすれ違った人がいれば場所が通知されるので便利です。
後は自分の近くに来るまで歩いて探したり、SNSで呼びかけたり、色々出来る事はやっておきましょう。
そしてMAMORIOの近くまで戻ると無事に「あなたの近くにありました」のメッセージが。
置いた場所から少しでも動いたら通知が来るなどの機能があればベストなのですが、現状ではMAMORIOにそのような機能は無いので今後に期待したいですね。
みんなのMAMORIO取り付け場所
Twitterを見ている中で”YUKIYAMAMORIO”参加者が実際にスノーボードへ取りつけている場所は以下でした。
- ビンディングのディスクカバー裏
- 板の表面
やはり「板の表面」はお手軽で1番みんなが選んで貼っていました。
ですが、粘着力や取ろうと思えば簡単に剥がせてしまうというリスクは盗難と言う点ではリスクが高いですね。
中には水分や簡単にはがせない様に上からテープで被せる方もいました。
続いて多かったのが「ビンディングディスクカバーの裏」。
そういえばMAMORIO
ユニオンの蓋の裏に入れてゴリゴリ滑ってグラトリとノーリーとカービングと地形とストンプしまくったけど生きてるわ。
意外とタフ、、、。 pic.twitter.com/V7U1GadovJ
— いぐっちゃん。 (@n_jkf) January 13, 2020
ディスクカバーの裏はビンディングによって隙間があるかはマチマチですが、一見MAMORIOを付けていない様に見えるので隠すには良い場所です。
ですが、防犯していると言うのが分からないのでパッと見で盗られるという部分では変わらずかなと言った感じですね。
MAMORIOを本当にスノーボードへ実装するなら?
スノーボードでの盗難防犯と言う点では
- 衝撃に強い
- 剥がされにくい
- 移動検知機能
- 防犯しているのが分かりやすい
と言った点が大事なのかなと感じます。
スノーボードに手軽に付けられて、外すことがほぼなくて衝撃にも強そうとなると
「デッキパッド」と「MAMORIO」を合体させれば盗難にも耐衝撃にも強い物が出来そうな気がしますね。
デッキパッド事態にもクッション性能ありますし、手癖の悪い人もイチイチデッキパッドまで剥がそうと思わないのでは?
そしてロゴも付けておけば防犯アピールにもなるのでは?と勝手に考えていました。
他にもスノーボードそのものに埋め込んだり、ビンディングなど課題点は抜きにして考えられる部分はたくさんあるのかなと思いました。
そして置いておいた場所から少しでも動いたらお知らせが来る機能もあればかなり防犯になるのかなと感じました。
ですが位置情報精度がかなり求められると思うのでちょっと難しいのかなとも感じます。
MAMORIOをスノーボード盗難に使ってみたまとめ
今回の”YUKIYAMAMORIO”を通じて更に盗難について周知されていくと良いですね。
そしてMAMORIOも「忘れ物防止デバイス」ですが「盗難防止」と言うジャンルにも特化したものが出来て来るとより安心して自分の持ち物を管理出来ますね。
そこに至るまでは改善点が多々あるのかもしれませんが、更に便利なアイテムが登場すると嬉しいです。
それじゃあまた!
ディズニーコラボも登場
「MAMORIO FUDA」の基本カラーはブラックとホワイトの2色のみですが、ディズニーとコラボしており、トイストーリーやスターウォーズと言った人気キャラクターがデザインされたFUDAもあり、ワンポイントとしての使いやすさも嬉しいところ!