どうもまめじぇふ(@jefflymame)です。
各メーカー毎シーズン新たなグラトリ板を出している中で、これまでグラトリのイメージがなかったメーカーも開発に乗り出しています。
それほどグラトリに人気が出てきている証拠ですね。
その中で”GRAY SNOWBOARD”もそのメーカーの一つではないでしょうか?
今季”GRAY SNOWBOARD”がグラトリ用に進化させた新たな板に乗らさせていただける機会がありましたので試乗レビューしていきます!
正直昨シーズンとまるで違う板スペックになっています。
その名もTrick Stick(トリックスティック)!
TRICK STICKとは?
1998年創業のGRAY SNOWBOARDSがこれまでのスノーボード技術から新たに生み出したグランドトリック特化の板です。
17-18モデルのTRICK STICKはダブルキャンバーベースだったのですが、昨今のグラトリは跳びもプレスもしやすい板が求められているという現状からもう一度コンセプトを練り直し18-19モデルはキャンバーベースの板へと進化しました。
その中でも可変にはせずに「single camber」要は普通のキャンバーを採用しています。
フレックスも考え直し、グラトリのしやすいフレックスパターンを採用しています。
TRICK STICKのスペック
FLEX | 柔らかめ |
シェイプ | フルツイン/ディレクショナル |
形状 | camber |
ソール素材 | ISOシンタード 7500 |
特殊技術 | 1.8mmハイカーボン・ステンレスエッジ |
※スペックは18-19シーズンの物です。
要注意なのが155サイズだけディレクショナルになっているのでフルツインが欲しい人は購入を控えましょう。
フレックスはセンターが硬めで両端が柔らかめの設定になっていて、聴いただけだと使い辛そうな気もするのですが、プレスも跳びもめっちゃ調子いいです。(後述)
エッジはハイカーボン・ステンレスエッジを使っているので錆にめっちゃ強いです。novemberのartisteを以前乗っていてそれもステンレスエッジだったのですが、テキトーに物置に放置していても未だに錆びていないので相当持ちが良いです。
ライダーはPeLeさん
モデルライダーはPeLeさんの他に8名の方が在籍されています。
www.youtube.comPeLeさんはYOU TUBEに数多くの初心者向けトリックHOW TOをアップしており、全然グラトリやった事ないって人でも分かりやすい解説付きで初心者の強い味方になります。
TRICK STICKの試乗レビュー
【グラトリ板の試乗レビュー】
“GRAY snowboard : trick stick”
センターフレックスが少し硬めで両端が柔らかい。
でも反発はクイックに返ってくるので飛び系の高さもしっかりでます。
プレスも容易に踏めてすごく楽しい!
初めて乗ったと思えないくらい乗りやすい板です! pic.twitter.com/qSaEEIuGYH— まめじぇふ@スノボ好きブロガー (@jefflymame) 2018年12月30日
普段はYONEXの「ACHSE」147cmに乗っているので、そこよりの比較になるかもしれません。
今回試乗させていただいたのは「TRICK STICK」の147cmです。ちょうど長さもバッチリだったので本当にありがたい。
板の状態も下ろしたてレベルの綺麗さだったので最高ですね。
まず乗ってみての率直な感想が
”フレックスはセンターが硬めで両端が柔らかめの設定”というワードに少し引っ掛かっていたのですが、プレスをしてもかなり踏みやすい。17-18ACHSEと比べると全然柔らかいです。
そして跳びが思った以上に反発がクイックに返ってくるし高さも出たので驚きました。跳びに関してはACHSEの方が性能は良さそうではありますが申し分ないです。
重さもすごく軽くて取り回し良すぎます。
ターンに関してはACHSEの方が深く行ける気がしたのですが、トーションもかけやすくて申し分ないのかなと思いました。
私が乗っても楽しく乗れたので、更にレベルの高い人であればもうやりたい放題の板なんじゃないかと思っちゃいました。
TRICK STICKのまとめ
TRICK STICKの良かった点をまとめます。
良かった点
- プレスが軽く踏める
- 板が軽い
- 反発がクイック
- ステンレスエッジで錆に強い
今季は変わったばかりでまだ板がこれだけ良いよ!って情報が知れ渡ってはいないのが残念ですが、来期はライダーの増加もあって更にブラッシュアップされた板になる事に期待ですね!
とりあえず初めてじゃない乗りやすすぎる板!
このワードだけ頭に入れて試乗してみてください。
それじゃあまた!