※2018年5月27日記事更新
アクションカムが欲しいけど本家のGoProはいい値段するし、代わりになるものはないのかな?
GoProを代表するアクションカムは一台数万円と、なかなか値段が高いものばかりで手が出しにくい!
なんて悩んでいる方も多いと思います。
見た目はGoProに非常に似ていますが、その安さ故に
「画質悪いのでは??」
「はたまた、すぐ壊れるのでは??」
そんな疑問、不安への答えも含めてメリット、デメリットを紹介していきます!
こんな人に読んで貰いたい!
- アクションカム欲しいけど安く購入したい
- GoProほどじゃなくてもそれなりのスペックが欲しい
- 比較するポイントは?
- スノーボードの撮影に使ってみたい!
DBpowerとは?
DBPOWERはGoProを代表とするアクションカムの一つです。
Amazonで購入することが可能で、GoPro欲しいけど高いなあ、って安い代用品を探してる人であれば1度は見たことがあるんじゃないかと思います。
ちなみに楽天とかで探すとAmazonの倍くらいの値段に跳ね上がります。
値段は現行GoPro6の大体1/10の値段とかなりお安くなっています
しかし、その安さ故に「これすぐに壊れるんじゃない!?」
って疑問に思って迷い惜しんでいる人も多いと思います。
私もその1人だったのですが、以前のセールで割引対象になっていたのでその時に思い切って購入しました。
とてもポップなパッケージとHAPPYが送られてきました。
スペックは最新のGoPro hero6と比べれば見劣りしますが、アクションカムとしては申し分ないスペックを持っていると思います
GoProとの比較早見表
アクションカムで出来ることは基本的に動画、写真撮影ですが、このような撮影する機材で最も気にするところは以下の3点かと思います。
- 解像度
- fps(フレームレート)
- バッテリー
この3点にプラスして気になるところを表にまとめてみました。
DBPOWER,GoProスペック比較
機種 | DBPOWER(1080P) | DBPOWER(4K) | GoPro5 | Gopro6 |
---|---|---|---|---|
ビデオ(解像度,fps) | 1080P30fps/720p30fps | 4K25fps/1080P60fps | 4K30fps/1080P120fps | 4K60fps/1080P240fps |
静止画画質 | 14M | 12M | 12M | 12M |
バッテリー(時間/個数) | 1.5h/2個 | 1.0h/2個 | 1.5h/1個 | 1.5h/1個 |
防水 | 30m | 30m | 10m | 10m |
手ブレ機能 | △ | ✕(非搭載) | 〇 | ◎ |
wifi | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
DBPOWERの比較メリット・デメリット
上記のスペックからDBOPOWERの良さを探っていきましょう。高機能のGoProと比較すると、どうしても見劣りする部分が見られますが、値段という最大の比較ポイントを忘れずに見ていきましょう。
メリット
DBPOWERの大きなメリットともいえるのは以下の3点です。
メリット!
- バッテリーが2個付きでGoProの約2倍
- 防水の耐水圧が30mまでOK
- 豊富なマウントが付属
バッテリー2個付属
アクションカム最大の弱点は何といってもバッテリー持ちの悪さです。
かと言ってバッテリーをもう一つ購入しようとすると割と値が張ってしまう。
しかし!DBPOWERでは同等スペックのバッテリーが2個!2個もついてくるんです!大事なことなので2回言いましたよ!
防水30mまでOK
GoProの耐水圧は10mまでです。それと比べるとDBPOWERは30mと、3倍もの防水性能を備えています!
より深いダイビングをする方であればGoProもハウジングを強化すれば良いのですが、追加購入で出費がかさみます。
手軽にダイビング撮影を始めるのであればDBPOWERで申し分ないと思います。
マウント付属がすごい!
マウントと言うのは自撮り棒とか、ヘルメットとかに装着する時に必要な部品です。
これがDBPOWERだとめちゃくちゃ色んなパーツが付いてきます。
正直私は自撮り棒に付ける位しか用途が無いので何が何だか分かりませんが、これだけ付いてくるのであれば買い足しもしなくて済むと思うので、自分のシチュエーションに合った使い方がすぐに出来そうですね。
デメリット
DBPOWERのデメリットは以下の3点です。
デメリット!
- フレームレートがGoProより劣る
- 手ブレに弱い
- wifiのアプリ連携撮影がしにくい
フレームレートが劣る
撮影時によく活用する解像度1080Pで改めて比較してみましょう。
DBPOWER(4K)は60fps。対してGoPro5は120fps。
比べると2倍もの差がありますね。
ここでフレームレート(fps)とは、動画の中で1秒間にどれだけの枚数の画像を使用しているかと言う事です。例で言えばパラパラ漫画を想像してくれればいいと思います。
するとGoProは、1秒間に120枚もパラパラしていることになるのでより動画が滑らかになる事が分かりますね。
ですが、「スロー再生をめっちゃ綺麗に撮りたい!」とか、「撮った動画はインスタに上げるくらいかな」
って人であれば特に気にする必要がないと思います。
ぱっと見の映像の美しさに捕らわれず、自分がどういったシチュエーションで使いたいのかを考えて比較してみましょう。
手ブレに弱い
DBPOWERは手ブレには弱いかなと言った印象を受けます。特に4Kスペックでは非搭載となっているのでよりブレに気を付けないといけない様です。
動きのかなり激しいスポーツにはあまり向かないかもしれませんね。
ですが、ブレに関しては撮影者の技術があれば割とどうにかなるのも事実です。
スノーボードの撮影でDBPOWERを使用し、友人に実際に撮ってもらいましたがそこまで気にならなかったです。
「手ブレは絶対にどうにかしたい!」と思うのであれば手ブレ補正力最強のGoPro6の購入検討をお勧めします。
私も実際に使っていますが、最強です!
wifiのアプリ連携撮影がしにくい
iPhoneであれば”finalcam”又は”OKCAM”、アンドロイドであれば”OKCAM”というアプリを用いる事でスマホ連携で撮影やスマホへの動画保存が可能です。
しかし”finalcam”を使用しての静止画撮影をしてみたのですが、いまいち使い辛かった印象があります。
ですが、「自撮りしかしません!」
って使い方でなければ特に使う機能でもないので問題ないと思われます。
1年間での実際の使用感
私が使用する場所は主にスノーボードでの滑走中です。
なので晴れ、曇り、雪の日などあらゆる天候での撮影を経験しました。
Goproでの撮影は知り合いのものを借りてした事がありますので、それと簡単な比較をしましょう。
どんな天候でも撮影は可能
DBpowerはGoProと同じく、本体にハウジングを装着する事が可能です。
これを装着する事で防水防塵機能が備わり、例え雨や雪の中、水中での撮影も可能です。
撮影動画のスクリーンショット
撮影した動画シーンの一部をスクリーンショットにしてみました。
若干曇り時
快晴時
快晴時はかなり綺麗な撮影が出来ますが、曇りになるに連れて画面全体が青みがかる感じになります。GoProだと逆に赤みがかる感じに思えたので、カメラ性質でしょう。
簡単操作
形状もGoproに非常に似ており、1度Goproを使用した事がある方は取り扱いもすぐ慣れると思います。
本体正面に付いているボタンを押せば電源が入り、画面が表示されたら上のボタンを押すだけで動画撮影開始です。
また、動画撮影モードでもう一度電源ボタンを押すだけでカメラ撮影モードになり、
数回ボタンを押すだけの簡単な操作でお手軽に写真も動画も撮影する事が可能です。
画質
以前Goproで撮影したこともありますが、DBPOWERの画質は私の感覚では全く遜色ないレベルだと思います。
動きのチェックをしたり、SNSにアップする動画を撮りたいと思うのであれば全く問題ない画質なのでは?
と思います。
ですが、大インチのパソコン画面や、テレビなどで表示するとやはり荒さはありますので、「どうせ撮るならめちゃくちゃ綺麗な画質で撮りたい!」
って方は4K撮影、フレームレートの高いGoProシリーズを買ったほうが無難ですね。
上記にも書きましたが、カメラの性質上でしょうか、全体的に少し青みがかかる感じが見受けられます。曇りの天候の場合は特に青く感じられるのですが、撮影法や設定によっては改善出来るのかもしれませんね。
Goproマウントが使える
比較にも書いた通りGoproのマウントを使用する事ができます。
接続部品はGoproとほぼ変わらない為、
「今Gopro持ってるけど買い換えたい、でもこれまで集めたマウントを買い直さなきゃ」
と思っている方には朗報ですね。
気にせず購入しましょう。
不具合も確認
私の元に届いた物では数回目の起動でバッテリー残量や日時の表示がされなくなりました。
特に非表示モードがある訳でも無さそうなので不具合と思われます。
しかし、そこまで表示されないことに不便さは感じていないので、修理要望などは特に出さずに現在も使用しています。
(追記分)ステータスの表示に関してはメーカーに問い合わせたところ、非常に迅速で丁寧な対応にて設定を変更したら再度表示されました。
何度も安心してくださいって気遣いが印象的でした。メーカーさんありがとうございます。
時間設定が狂う
本体の日時を設定出来、撮影日を動画に残せるのですが、設定してから数日もすれば初期状態に戻ります。
私はデータ上での日付とか全く気にならなかったので問題ありませんでした。
この辺に関しても気にする方は購入を避けましょう。
画面回転は本体の画面表示のみ
これは仕様だと思いますが、カメラの上下を反転するモードがあるのですがオンにして撮影しても、実際に撮影されたデータは元の状態のままです。編集で容易に元に戻す事は可能なので、手間だなと思う方は購入を避けましょう。
トータル的に見たDBPOWER
DBPOWERのメリット、デメリットから使用感を挙げてきましたが、私個人の感想としてはかなりコスパの高い商品だなって思います。
値段が1/10と破格の安さなのに同容量のバッテリーが2個も付属してるし、ハウジングも見劣りしない、使用感もGoproと変わらない、若干の不具合あるけど撮影には問題ないし、何より広角撮影が手軽に楽しめて面白い!
あんまり安物だからって舐めてかかると、驚きの映像美にびっくりすると思います。
GoProで撮ればDBPOWERよりも綺麗ですが、手軽にSNSアップといった使い方であれば、5,6万を払うよりもDBPOWERを買ったほうが断然良いと思いました。
購入の境界線分け
「これでも迷う。」
って人は購入のポイント分けをしてみたので参考にしてみてください。
DBPOWER向き
- 何よりも値段が安い
- ずっと使うか分からないからまずは試しに買いたい
- 深いダイビング目的で安く済ませたい
GoPro向き
- 値段は気にしないから質を良く!
- やっぱり手ブレは絶対にさせたくない!
- めっちゃ綺麗なスロー撮影とかどんどんチャレンジしたい!
要は値段で高機能を手に入れるか、そこそこで満足かってことです!自分の用途をしっかり思い浮かべて購入しましょう。
オススメの自撮り棒
自撮り棒(通称”一脚”)も撮影には欠かせないのでオススメを紹介します。
最低でも1mは欲しいところ。
それで見つけたのがこれ
全長120cmと申し分ない長さで左右にもディスク稼働で自在のアングルを実現できます。
ポールの長さも3段階式で伸ばせるので好きな長さでの撮影が出来てかなり使いやすいです。
自分の用途で使い分けてね!
それじゃあまた