どうもじぇふです。
FINAL FANTASY XVが発売されて、毎度のこと評価の対象とされるamazonでは、☆5と☆1のジリ貧の争いが繰り広げられています。
面白いだの駄作だのストーリーがうんたらかんたら、まあ10年も心待ちにしていた方々は期待感が多かっただけに失望も大きかったりしますからね。明らかなる賛否両論になるわけです。
さてそんな私は、夏くらいに懐かしくなってラチェットアンドクランクを暇潰しにやったくらいの最近据え置きゲームを全然やらない人間です。
普段のゲームはもっぱらスマホゲームで暇つぶし程度で、今回のFF15がかなり久しぶりのRPGです。
そんな私の率直なプレイ感想と評価を綴ります。
ストーリーのネタバレは特に書かないのでこれからやる人はご安心を。
難易度
NEWGAMEでゲームを開始するとゲーム内難易度を選択が出来ます。
「イージー」と「ノーマル」を選択出来、初心者でも楽しめる設計になっている様です。
一度クリアすると更に上のモードが出現するのでしょうか?
操作感
これまでのFFは独自のバトル方式である「ATB(アクティブタイムバトル)」を主とした作品が多く、コマンドを選んでスピーディーなバトルが主流でした。
しかし今回はアクションRPGという訳で「ATB」では無くなり、これまでのFFナンバリングと比べると、やはりアクション性が強くなっており戦闘中も自身でキャラクターを操作する事になります。その為、好きなタイミングで攻撃、回避が可能になり、自由度の高いバトルとなっています。
FFシリーズで例えるならば”零式”のアクション性を向上させたRPGと言えばよいでしょうか。他タイトルで言えばキングダムハーツよりもアクション性は劣っていると言った感じでしょうか。
武器召喚
今作では「武器召喚」がかなり特徴的で十字キーで瞬時に武器を切り替えられ、戦闘の状況に応じた武器で立ち回る事が可能です。
さらに、敵には向き不向きの武器があるのでそれを見極めて戦うのも醍醐味です。
仲間との連携
戦闘中にはゲージを貯めることで仲間との連携攻撃が出来ます。これがとってもカッコいい!さらに敵の攻撃を弾く「パリィ」と言う機能があるのですが、これをタイミング良くキメても発動することがあります。
ダークソウルとかやり込んでる人ならかなりテクニカルな戦闘も出来そうですね。
魔法
今回の魔法は好きな場所に発生させられます。ファイアしか使ったこと無いですがエフェクトがカッコいい!
使うと一気に炎が舞い上がり、そこら中火の粉だらけになります。
ちなみに今作は仲間も巻き添えにする仕様になっているのでそこが恐い。上級魔法を使うと一体どうなってしまうのでしょうか?
チュートリアル
カーバンクルの出て来る先行配信の体験版をクリアしておくと、はじめにチュートリアルを受けられます。
この時のカーバンクルの愛らしさが素敵ですね。
しかも会話はスマホって言う何故か近代的な方法です。多分カーバンクルが直接話せないからなのかな?さらにスタンプとかも送ってくるからとっても愛嬌あります。
世界観
まず引き込ませるのは映像ですよね。
10年費やしただけにもうめちゃくちゃ綺麗です。
32Vのテレビでやっている自分が悲しくなります。50Vの4Kテレビとかでやったらすっごい綺麗で滑らかな動きなのでしょう。憧れます。
オープンワールド
最近のゲームには広く取り入れられているオープンワールドですが、FF15もその一つです。オープンワールドと言えばグラセフが代表的ではありますが、FF15ではその広い世界を歩くことは勿論、「レガリア」という名前の車を使って移動が出来ます。しかもめっちゃ高級車っぽい。
高級車で荒野とかどんな世界観だよ!
って思いましたが慣れればそんな事はどうでも良くなるんです。スマホある時代なんだから車なんて当たり前に有りますよね。
これまでのFFは一本道感がありました。特にFF10とか正にロードムービーの様な感じでしたしね。本作の感じはFFとしては新しい感じがしてとても良いです。
広い荒野
マップは結構荒野が多いイメージです。序盤の話なのでこれからもっと都市っぽい感じのマップも出て来るのかもしれません。しかし、色々探索しているとダンジョンみつけたり、抜け道があったり、探索すると結構それだけで楽します。
これがオープンワールドの醍醐味ですね!
PS4ゲームに慣れすぎている人には物足りないのかもしれませんが、久々に据え置きプレイする私にはとても楽しいし、綺麗なフィールドで満足しています。
時間の流れ
本作には時間があり、朝から夜までのパートがあります。
夜に近づくに連れ、周りもやがて暗くなり胸元に探偵団バッヂみたいな光る缶バッヂみたいなの付けて辺りを照らします。
夜になると更に手強い敵がうろつくので注意が必要です。
4人行動
今作では固定の4人での旅になります。多分ずっとこの4人です。
ホスト集団が大地を駆け回るのですが、プレイヤーにくっついて残りの3人も後をついてくる訳です。
「キングダムハーツ」のドナルド、グーフィーの様な感覚ですね。その為、ちょいちょい進行方向に仲間が出てきて邪魔になる場面も、これはリアルだけど、そのリアルはいるのか?
まあグラセフとかもそんな感じですし、まあいいでしょう。
可愛い女の子と旅をすることを考えていた方、今回は残念です。
ストーリーだけじゃない
先程も行った通り、オープンワールドだけに今までのFFの様に一本道ではありません。マップを一日中走り回ってもいいですし、クエストをひたすらやってもいいですし、あとで紹介しますがミニゲームだってあります。この自由度がオープンワールドの醍醐味でしょう!何にもとらわれず気ままに楽しむのが一番良いんです。
遊び心満載
今作ではオープンワールドと言うだけあって色んな遊び心が散りばめられています。
昔からFFはところどころにミニゲームとかを散りばめていて、寧ろミニゲームに熱中してしまうなんてがありますが、今回も中毒要素たっぷりなものがありました。
FF8ではカードゲームとかありましたよね。
ゲーム中のスナップショットを鑑賞できる
「プロンプト」とか言う金髪男がいるんですけど、やつの武器は銃なんですよね。そして趣味がカメラなんです。これらを上手く繋げて、金髪チャラ男が戦闘中とかに写真撮ってくれるんですよ。知らん内に。寧ろ趣味の写真を撮るために武器選びしてるんじゃないのレベル。
ですが、イチイチスクリーンショット撮らなくてもかっこいいシーンが撮れていたりするからとてもおもしろいです。
ちなみに上に載せた画像もその一部です。
これもね
家にいながらアウトドア!?
なんとマップ上にはキャンプが出来るポイントがあります。キャンプコマンドを選択すれば、「今までどこに持ってたんだよ!?」っていいたくなる豪華なキャンプセットをひけらかします。車もセダンのくせに不思議だ。
そこはゲームなのでご愛嬌ですね!イケメンの調理シーンをご堪能下さい。
パチンと指を鳴らしてメニューを決めます。
なんか食戟のソーマ思い出すな。
釣りも出来ます
主人公ノクティスの趣味らしいです。実際やってみるとなかなか本格的です。
ライン選んで、ルアー選んで、ロッドも選べるし、どこに力入れてんだよ!!っていいたくなります。のめり込むこと間違い無し!
暇つぶしの会話
フィールドの探索中や車の運転中にキャラクターたちが会話を繰り広げます。
テイルズシリーズではお馴染みな感じですよね。本作では、歩いていれば適当に会話が始まります。やりとりに思わずクスッと来たりします。
突然のミニゲーム
何か良く分からんところでいきなりミニゲーム始まったりします。しかもシュール過ぎます。応じないことも可能ですが、是非プレイ中に探してみましょう。
良いところ
プレイ中に良かった点を上げていきます
- 直感的に派手に戦える
- どこでも走り回れる
- ちょいちょいクスッとくる
- 色んな武器が瞬時に使える
- 4人の性格がしっかり出ている
- アビリティで自由なプレイスタイルが実現可能
- 連携が爽快
- 奇襲をかけたりプレイスタイルは自由
- 強い敵も時間をかければ攻略可能
- サブクエストが多数
- ミニゲームの楽しさ
- 魔法のカッコよさ
悪いところ
逆にしっくりこなかった点をあげていきます。
- 一回のロードが長い
- 移動時に仲間が邪魔
- サブクエストを複数受けられない
- エンカウント率が若干少ない
- アイテム配置がもう少し多くてもいいのでは?
まとめ
amazonの評価を見るとストーリーが雑などの評価も見受けられますが、オープンワールドにした分、寄り道も多くなってしまいストーリーにのめり込めなくなっていると言った点もあるのかもしれませんね。
ですが、アクションRPGとしてはかなり良い出来なのではないでしょうか?バトルのテンポがイマイチ、といった場合は武器を変えてみれば手数で圧倒する武器もあったり戦闘スタイルを変えられますし。自身のテクがあれば強い敵でも倒すことが可能な仕様ですし、ストーリーを進めていくほど戦闘のバリエーションが増えると考えればとてもワクワクします!
またその他オープンワールドのゲームをやり込んだ方からすれば”FF初のオープンワールド”は物足りなさを感じたのかもしれません。
しかし、それ程最近の据え置きをやってこなかった私としてはこの広さにとてもワクワクしました。ロードは確かに長いですが、美しいグラフィックと広大さを考えれば仕方ない要素ではあると感じました。
総合しても序盤ではありますがとても面白いゲームだと思っています。
現在購入検討している方や、他の人の意見が知りたいという方の参考になれば幸いです。
全く新しいFF15を楽しみましょう!
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それじゃあまた!