タイトルの名前を聞いてピンと来た人はかなりのゲーマー、って言うかたまたまこのとんでもないゲームに巡り合った人であろう。
クレイマン・クレイマン2〜スカルモンキーのぎゃくしゅう〜
PSで発売されたソフトである。
初めて聞いた人は「クレイマンってなんだよ!」ってなるだろうけどこれは本作の主人公の名前である。なんでクレイマンかって言うと多分粘土で出来ているからであろう。
と言うのもこのゲーム内のムービー、本編までもがほぼ全て粘土で作ったキャラクターなのだ!有名なところで言えばプッチンプリンのCMで使われてた「羊のショーン」とか「ナイトメアビフォーメリークリスマス」とかあんな感じで、そんなに知られていないゲームの割にムービーとかもなかなか手の込んだ作りになっている。
パッケージはこんな感じ。
このゲームは自分が買ったわけではなく、中学くらいに友達の家に行ったらあって、やらせてもらったらめちゃくちゃ面白かったからすぐ借りてエンディングまでやり込んだ。このPS時代のゲームって良く分からんタイトルのやつ程意外に面白かったりするからたまらん。懐かしい思い出やのお。
制作会社
リバーヒルソフトという所。他に何を作っているかなんて全く知らないぜ!!自分の目で確かめてくれ☆
ちなみに現在はもう存在していないそうで、元スタッフは今や妖怪ウォッチで有名なレベルファイブを立ち上げた人だとか。とてつもない躍進やな。
シンプルな超高難度アクション
ゲームジャンルは横スクロールアクションだ。有名どころで言えばマリオとかクラッシュ・バンディクーとかかな。そして絵の左下みたいなファンキーなファッキン猿がそこら中ウロウロしている。こっち向かって来るとかじゃなくて本当にウロウロしている。その動きもかなり個性的で是非見てほしい。
基本的にマリオとかと同じで、敵の頭を踏んづけて進んでいくよくあるやつ。
とりあえずyoutubeで動画みつけたから貼っとくね。
【実況】粘土男は今日も行く【クレイマンクレイマン2】Part 2
個性的すぎるアイテム
このゲームの特徴は何と言ってもアイテムだ。
この動画内でも「ファートヘッド」というアイテムを使ってオナラの分身を出している。っていうかクレイマンのケツ頭なんかい!
他にも動画内で出ている自分の手の一部を鳥のように飛ばす「フェニックスハンド」など個性豊かすぎるアクションの数々が散りばめられている。それぞれの動作もふざけたものばかりなので是非注目してほしい。
ふざけている割にめちゃくちゃ役立つものばかり、だが、ステージで拾った分しか使えず球数に限りがある。先に進むと気付いたらアイテム無くてマジで詰むこともしばしば。
死ぬ瞬間もふざけてる
そう。的に当たって死ぬ瞬間もふざけまくっている。とりあえず爆発するし、粉々になるし、落ちる時はひたすら
「あーーーーーーーーーーーー!」
とか言う。もうむちゃくちゃだ。
細かい動きも◎
さっき猿の動きが個性的っていったけどそういった細かい所も是非チェックしてほしい。走るアクション一つでも足音がやたらいい音して爽快感あったり、操作しずに放置するとクレイマンの頭にお花が咲いたりとか兎に角芸が細かい。
BGMもぶっ飛んでる
貼り付けた動画の8:45位からのBGMやけど最初子守唄の様な曲なのに突然
!?
ってなる。聴けば分かる。そう分かる。かなり耳に焼き付く。こんなのをBGMにするとかセンスがもうぶっ飛んでるわ。
アクション史上超高難度
高難度って最初から言ってるけど、動画の中でもゴールで赤と白の玉どちらかを選んで入っていた。要は赤に入ると難易度が難しいステージに連れて行かれる。
この選択で難易度も変わるが、先に進むほど本気で敵やトラップの配置がマジでやばくなる。面倒臭がってアイテムで一掃しまくっていると本当に必要なところでなくなって先に進めなくなる。残りのアイテム、残機を全て把握して進める必要があるのも面白いところだ。
ボスのセンスまでもがやばい
【実況】粘土男は今日も行く【クレイマンクレイマン2】 Part 5 後半
この動画をみてくれ。サムネから落ちは見えちまっているけど、ボス戦は0:53からだ。みればわかる。何かがおかしい。
こんなボス今まで見たこと無い!しかもロード中に名前までしっかり教えてくれる「JOE・HEAD・JOE」だあああ!
口から炎の舌を吐き、変な丸い玉も吐き出し、挙句の果てに目ン玉でてくる。。。
まじでこんなボスを思いつくやつの頭ん中見てみたい。
まとめ
このゲームの魅力が少しでも伝わっただろうか。もうほんと海外ゲームって感じでブラックジョークの塊だ。でも、難易度は折り紙つきで次から次へと新しいギミックと敵が待ち受けるから全く飽きない。
ちなみにアマゾンで新品見ると8000円くらいしてる。
バカなのか?
- 出版社/メーカー: リバーヒルソフト
- 発売日: 1998/08/13
- メディア: Video Game
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まあ中古とかもあるみたいなんでアクション得意な方もそうでない方も気になったら是非やってみては?
※クリア出来なくても知りません。
快適なゲームはソファから