どうもまめじぇふ(Twitter:@jefflymame,insta:@mamejeff1)です。
2019年インタースタイルレポート第3弾!
RICE28の来期グラトリ板を紹介していきます。
年を追うごとにグラトリシーンが活発になるに連れてRICE28のモデルも進化を続けてきました。
グラトリのジャンルが増える中でユーザビリティを考え抜き、7つのグラトリモデルへと派生しました。
来期は一部モデルのフレックス調整で更に使い易く、GTSとWRXが更にスペックアップした様です。
ちなみにパンフの表紙がツボでした!
今回の展示会ではRICE28ライダーの井口勝文さん(いぐっちゃん)に情報を頂きました。
※情報を自分なりにまとめたものなので、実際のスペックとは異なる場合もありますのであらかじめご了承ください
RICE28とは?
1995年から創業。「最高の板創りをいつまでも」をモットーに日本人に合った板を求め、現在では手掛けるほとんどのモデルがグラトリ向けのものになっています。
その時代の雪遊びに合った板をこれからも追い求めていくでしょう。
GTS(ジーティーエス)
来期注目の1つ。RICE28の中でレディースモデルを除けば最もフレックスの柔らかいモデルになっています。
本気でグラトリを追求した設計になっており、中低速でのランも安定します。
ベース形状・・・CA1キャンバー(可変)
内部技術①・・・PLUS CORE
内部技術②・・・両端にカーボンリボン
フレックス・・・42%(RICEで最柔)
18-19モデルのDIVERSE7に搭載されていた“PLUS CORE”をGTSにも搭載しました。
センターを薄くすることでフレックスが柔らかくなり、しなりを活かした反発やトーションを使い易くしました。
しかしながら全体のフレックスを調整することで昨シーズンよりわずかに張りが出ていそうです。
そして注目がカーボンリボンの搭載です。
これによりノーズテールに入れたことで反発力がめちゃよくなりました!
これまでエントリーモデルのイメージもあったGTSですが、これでスタイルの出る乗り系に跳びもガツガツいけるスペックになりましたね。
サイズ一覧
147,150,152,154
- 柔くて高反発
- 中低速での安定感
- エントリーモデルにも!
RT7(アールティー7)
RICEのキャンバーと言えばこの板!ってくらい定番の板です。
グラトリだけでなくフリーランやジャンプにも使えるオールラウンド系の一本です。
ベース形状・・・フルキャンバー
内部技術①・・・PLUS CORE
フレックス・・・45%(モデル中間の柔らかさ)
RT7にも“PLUS CORE”をGTSにも搭載しました。
センターを薄くすることでフレックスが柔らかくなり、しなりを活かした反発やトーションを使い易くしました。
グラトリも好きだけど他の遊びも存分に楽しみたいって方や、キャンバー形状のスノボ本来の乗り味が好きって人はオススメの一本です。
サイズ一覧
148,150,152,154,156
- THEオールラウンド
- キャンバーが好き
DIVERSE(ディバース)
登場からすっかりグラトリのメインラインナップになった人気のモデルです。
18-19では名前が”DIVERSE7″でしたが、『DIVERSE』となりました。7の派生と言ったイメージでしたが一つのモデルとして確立した感がありますねえ。
評判の良さから18-19モデルからの変更はありません。
ベース形状・・・CA2キャンバー(可変)
内部技術①・・・PLUS CORE
内部技術②・・・カーボンリボン
フレックス・・・43%
”CA2キャンバー”はGTSなどの”CA1”よりもフラット面が多く、プレス時にさらに面で捉えやすくなっています。
18-19モデルのDIVERSE7に搭載されていた“PLUS CORE”をGTSにも搭載しました。
センターを薄くすることでフレックスが柔らかくなり、しなりを活かした反発やトーションを使い易くしました。
しかしながら全体のフレックスを調整することで昨シーズンよりわずかに張りが出ていそうです。
サイズ一覧
148,150,152,154,157
- 柔くて高反発
- 中低速での安定感
- エントリーモデルにも!
WRX(ダブルアールエックス)
WRXは”ラントリ”と言うジャンルにフォーカスを当て、カービングでぶっ飛ばしながらグラトリを楽しむ為の新コンセプト板です。
来期は新プレートを搭載し、更に取り回しが強化されます。
ベース形状・・・CA2キャンバー(可変)
内部技術①・・・ソフトセミハンマー
内部技術②・・・HM PLATE
フレックス・・・47%
WRXではグラトリとラン性能を最大限に発揮する為にアウトライン(板を正面からみた形状)とCA2キャンバー、滑走性能を崩さないソフトフレックスを探求し、「ソフトセミハンマー」を確立しています。
有効エッジも他のグラトリモデルと比べると約4cmも長くなっています。
来期は足元のプレートも”HG”から新形状の”HM PLATE”に変わりました。このプレートは板のノーズテール近くまで伸びており、反発とグリップ力をより高めてくれます。
ノーズテールのフレックスも若干硬くなり、より反発を得られるようになっています。
プレートの変更でよりグリップ力が増し更に安心してぶっ飛ばせる板になった様ですね!
サイズ一覧
148.5,152
- ラントリ特化
- フリーランも安定して楽しみたい
- 新しい乗り味を試したい
RT9(アールティー9)
RICE28の顔と言えるモデルの一つです。
RT7よりも高反発を求める為のオールラウンドボードです。
来期はレディースラインに変更が加えられています。
ベース形状・・・フルキャンバー
内部技術①・・・1本のカーボンリボン
内部技術②・・・ビベル調整
フレックス・・・50%
RT9はどのジャンルで遊んでも申し分ない性能を発揮するよう設計されています。
形状は昔ながらのフルキャンバーを採用しスノボ本来の滑り心地を楽しめます。
また、高速域での安定をさせる為、1本のカーボンリボンを端から端まで搭載。
ビベルの角度を再調整して、より癖のない滑りになりました。
レディースラインは更に調整が入っています。
女性の脚力を考慮して更に扱いやすいよう”PLUS CORE”を採用し、センタートーションを柔らかくしました。
サイズ一覧
138,142.5,144,147/148,150,152,154,156,158
- オールラウンドモデル
- 高反発
- キャンバーが好き!
レディースはこちら
LIBRE(リブレ)
LIBREは女性が本当にグラトリやジブを自由に楽しめる板を求めて作られました。
今シーズンめっちゃ人気でしたね。
その人気と評判の良さから来期のスペックは変更なしで、カラーバリエーションを増やしました。
ベース形状・・・CA2キャンバー(可変)
内部技術①・・・HVⅡ PLATE
フレックス・・・36%
LIBREは全モデルの中で軽さと操縦性を意識した設計になっています。
女性が容易に扱えるフレックス調整で容易なプレスとエッジコントロールが可能。
プレートは”HVⅡ PLATE”を採用し、軽量さと軽い体重移動でのボードコントロールを実現しています。
サイズ一覧
136,138,140,142,144,147
- 女性の扱いやすさ重視
- 初球から上級まで!
chicken(チキン)
RICE28唯一のダブルキャンバー形状です。
ライスだからこそ考えるフリーラン性能ベースのダブキャンは初心者から上級者まで満足できる仕上がりです。
来期はスペックの変更なしでデザインのみ変わります。
ベース形状・・・LOW-WING CAMBER(Wキャンバー)
内部技術・・・低めのキャンバー設定
フレックス・・・mens 42%,ladys 38%
RICE28ならではのフリーラン性能ベースのWキャンバーは、低めのキャンバー設定にすることでより快適なエッジングを楽しめます。
また独自の形状で足それぞれに板を付けているような取り回しも実現。
メンズ、レディースそれぞれでフレックス調整をし、扱いやすくもなっています!
サイズ一覧
138,142,144,150,152,154
- Wキャンバーが好き
- エントリーモデルにも!
全モデルにマイクログラファイトG-LIMITED
滑走性能を求めるRICE28だからこそ全モデルにマイクログラファイトソールを採用した”G-LIMITED”が追加されました。
更なる滑走力を求めたい人や、シンプルなブラックに憧れる人は大注目!
グラファイト以外は全てスペックは同じです。
最後に
ここ数年でいくつものモデル変更がされてきていましたが、かなりモデルの地が固まってきた感じもします。
自分が飛び系、乗り系、ラントリどれが好きなのか思い返せばどの板を選べばいいのかそれとなく分かってくると思います。RICE28にはそのどれもが揃っているのでモデル毎の違いを感じて自分に合った板を探してみましょう!
www.instagram.com