情熱大陸ケツメイシ特集終わりましたね。
今回の内容ではケツメイシの普段のライブのいい意味でのテキトー感ではなく、本気の曲作りが見られました。
RYOは一次のパパとしてメジャーデビュー前から励んできて家族を養いつつも突っ走ってきた。
子供の泣き声もアンパンマンの歌も横にしながらせこせこ書き上げてきた曲には、
しっかりとラップとしての韻を組み込んだ日常を前に出した曲ばかり。
だからこそ一般の人もこの歌詞共感できるってものがあるんだと思う。
RYOJIの足については引きずってるのを見た程度で足でも挫いたのかな?と思っていたが、深刻な病を持っていた事に驚いた。それでもライブでのあのパフォーマンス、流石のプロでまとめるのは余りにも勿体無いが、流石プロだ。
DJ KOHNOは3人がやりたい曲にいつも付いてきていて、それに合わせた音作りをしている。さらにDJスキルを上げて更に曲の幅を拡げて行くだろう。
そしてリーダーの大蔵。
この3人をまとめ上げるために日々のトレーニングを怠らない、彼は筋肉を鍛え続ける。だけでなく、フェスでは他のアーティストへの挨拶を怠らず、4人をまとめ上げるべく日々努力をしている。
番組の30分で語れる事は物凄く少ないが、ケツメイシの音楽に対する愛は伝わったのではないか?
自分たちがどんな曲をやりたいのかまとめた上で相手に届くようなリリックを書き上げ、そこに曲を乗せる。
結成してから3年活動を控えていた時期もあったが、そこでメンバーの意向をもう一度擦り合わせ、現在の形まで作り上げた。
だからこそ心に響くような歌詞も、ライブ中の言葉の一つ一つが観客に突き刺さり魅了しているのだろう。
正直ケツノポリス7を聴いた時、レーベルも変わったしケツメ変わっちゃったのかなって思ってしまったこともあった。
だが、それはただ今までのケツメのイメージが焼き付いていただけで、音楽っていうのは常に新しいものを取り入れていく事が大事だと思うし、ケツメにもその心があったんだと思う。
実際7以前にも1から4に行くまでにもかなり曲調は変わっている。
だからアーティストが変わったっていうのは当たり前のことだと思う。
そりゃあR&B歌ってるやつらがいきなりロックとかやりだしたなら、それはもうこいつらっぽくないなって離れていく事はあるだろう。
でも全てのアーティストは最初に持っていた信念は必ず崩さずそれを目指していると思う。
それはケツメのライブに行けば1番手っ取り早いと思う。
ライブってのはアルバムでやりたかった事が全て詰まっているいわば本当の完成系を知れる場だ。
その場で見た時ケツメの言動、それに、対する曲を聴き、その奥にあるものは全ていつも同じだと気付かされる。
だから観客は励まされ、ずっと付いて行こうと思うのだろう。
ケツメの曲には手紙という曲がある。
過去、現在、未来で構成された3部作になっており、これこそ当にケツメイシの変わらない意思の表れだろう。
だから一度これを聴いて見てほしい。
そして次回発売のケツノポリス10には
「手紙〜あれから」
が収録されている。
是非みなさんの耳で聴いていただいて、15周年を迎えたケツメの新たな意気込みを知ってもらい、改めて好きになってもらいたい。