どうもまめじぇふ(Twitter:@jefflymame,insta:@mamejeff1)です。
最近私の身辺はかなり環境が変わってきていて、その1つに退職・転職があります。
無事に円満退社を済ませて有休消化中の今、家に溜まっていた”積ん読”を消化しようと思い一冊を手にしました。
それは名作と言われている「嫌われる勇気」です。
久々の読書だったのですが、名作と言われるだけあってものすごく考えさせられる内容でありながらとても読みやすかったので1日もかからずサクッと読めました。
率直な感想は
- 転職を考えている
- 出来るだけ若いうちに読むと〇
- 自分の事が好きではない
- 恋愛で悩んでいる
- 上司と上手くいかない
- 家族とぎくしゃくしている
- 先の人生が不安
この他にもどんな人生の悩みも解決できる可能性があります。
「嫌われる勇気」は6時間あれば読める
私は月1冊のペースで本を読んでいます。
読むスピードは結構遅い方。
そんな私でも6時間程で読めました。
内容も読みやすいにしても哲学・心理学のジャンルではあるので少し考えながら読むところもあり普段よりもゆっくり読んでいました。
「嫌われる勇気」はアドラー心理学を分かりやすく知れる
「嫌われる勇気」ではアドラーという心理学者の教えをある二人の対話形式でひも解いていきます。
哲学・心理学と聞くとかなり難しそうな印象ですが、初めから最初まで哲人と青年の対話で進んでいくのでひじょうに読みやすく一つの映画を見ているような感覚で読み進める事が出来ます。
また対話の中で出て来る内容も
- 引きこもりの友人の話
- 緊張すると赤面する少女の話
- 怒りっぽい上司の話
など日常であり得そうなシチュエーションを題材にしているので二人の対話に入り込みやすかったです。
「嫌われる勇気」を転職前に読みたい理由
私は「嫌われる勇気」を読んで転職活動の前に読んでおきたいと後悔に似たものを感じました。
とはいっても転職をしなければよかったと言う後悔ではなく、更に強く自分の意思を固める事が出来たのでは?と思ったのです。
転職をしたいと感じていてもなかなかその行動に動き出せない人も多いですよね。
あなたもその1人かもしれません。
勿論私もその1人でした。
今の会社にいれば慣れた環境がこれからもずっと続き覚える事も少ない中で平穏に過ごしていける可能性は高いです。
ですが、転職を考えているという事はその平穏に何か不満があるからではないでしょうか?
そこでこの不満のある平穏を脱出する為に本書では、「今のライフスタイルをやめる決心」が唱えられています。
どれだけ今にモヤモヤしていようとそこから抜け出すには自分自身が「変わる!」と言う決心をしないといけません。
本書ではまた違う例えで「今のライフスタイルをやめる決心」を説明していますが、今の職場でも十分に考えられます。
その他にも転職までの障壁はたくさんあります。
- 自分の会社でのポジション
- 小さな共同体の考え方
- 転職に踏み出せない理由を正当化する自分
- 周りの人がどう思っているのか悩む
- 上司との折衝力
人によってはまだまだたくさんの「転職が出来ない理由を作り出して」しまっています。
そう、「理由を作り出してしまっている」のです。
これらの理由を取り去るのはなかなかに難しいことですが、「嫌われる勇気」を読むことでこのほとんどの悩みが解消されてしまいます。
私自身、転職先が決まった後に”上司に報告をする”事があまりにも大きな障壁としてありました。
結果として転職を伝えたら、自分の心配はなんだったのかと言うほどに快く送り出してくれたのです。
ですが、自分が確固たる決心を持って相手に伝える事が出来れば周りは賛同せざるをえないのです。
この決心を持たせてくれるのが「嫌われる勇気」です。
6時間読むだけであなたの人生の後押しをしてくれるなら読む価値が十分にあると思います。
人生に少しでも悩んでいれば手に取って欲しい一冊
「嫌われる勇気」は正直買ってからすぐに読んでしまえばよかったと思う一冊でした。
なんなら20代、10代のうちに出来るだけ早いうちから何度も何度も読んで欲しいです。
そうすれば決断力や折衝力、人を思いやる力もだれより強くなれます。
この青い表紙を見つけたらとりあえず最初の数ページに目を通してみては?
それじゃあまた!